インフルエンザ >>
A. 薬物療法 1.初期療法 薬物投与開始時期は、症状発現前あるいは症状があってもごく軽度な時期から、治療を開始します。 飛散開始日の1〜2週間前が目安です。 2.導入療法 症状発現後の治療です。重症度と病型(くしゃみ・鼻漏型、鼻閉型)により治療を選択します。 内服薬と局所ステロイド薬(点鼻薬、点眼薬)が用いられます。 3.維持療法 初期療法または導入療法によって得られた寛解を維持するために花粉飛散終了まで行います。 B. 特異的免疫療法 スギ花粉症治療エキスは唯一治療効果が期待されますが、長期であること、ごくまれに重篤な副反応があるため、 専門医が行うほうがよいとされます。 C. 手術療法 薬物療法で改善がみられない鼻閉症例は、粘膜切除が行われます。